「集中して!」と言葉を掛けても、残念ながら集中できるものではないようです。
『集中力』も経験から習得する能力の一つですので、集中できる環境がないと集中力は育ちません。

集中しているお子様は、周りにお友達がいても大きな音がしても気にせず、黙々と作業を進めています。「視線」も集中を妨げるものになりますが、見られていることすら気付いていません。目の前の作業に注意を向けて、思考と筋肉運動を統合させている状態です。

年齢的に簡単すぎる作業では??と大人は思ってしまう活動でも、集中現象は起こります。簡単な作業の中で、もっとこうしたい!など目標を定めていたり、なんでこうなるのか?と疑問に対する答えを探しているなど、思考と筋肉運動を統合させているから集中できるのです。

『集中する力』を育むには、お子様自身の「活力」と「意思」が絶対必要です。
与えられたもの、誘われたものでも、「よし、やろう!」という意思と活力が伴えば集中現象が起こりますが、子ども自身で選んだ活動と比べると、集中する時間が短くすぐに飽きてしまう様に見受けられます。
『自分で選べる』ということも能力の一つで、経験により獲得できる能力です。