秋が深まり、公園には落ち葉や木の実がたくさんあって、子ども達は目を輝かせて遊んでいます。みんなで使う公園なので、約束を守れる人しか公園で遊べません。子ども達はよく分かっています。
怪我をしてしまうので、棒は使わない・・
お花や葉っぱをむしり取らない・・
フェンスに上らない・・
先生が見えないところには行かない・・
等々、子ども達はよく分かっていますが「ついつい・・」約束を守れない場面もあります。
子ども達はみんな仲良しですが、「自立」がすすみ「規律」が芽生えているお子さんは、お友達に「お約束を守るんだよ」と声を掛けています。特に年長児や年中児は、小さいお子さんに教えてくれています。異年齢保育の良いところです。
お部屋の活動では、年長児が難しそうな活動をしているところをじっと観察し、自分もやってみたい・・という刺激をもらっています。年齢が上のお子さんは、お見本になっています。友達同士の刺激が、成長に大きな影響を与えています。
活動は、一人でする事もあるしお友達と一緒にする事もあります。異年齢のお子さんで組んで、活動を教えてあげている場面も見られます。楽しくて、時間を忘れて繰り返し活動をしている場面も多く見られます。「明日もやろう～」とお約束をして、明日を楽しみに登園してくれています。
異年齢保育は、競争で1番2番とか、出来るとか出来ないとか優劣をつける環境ではなく、互いに刺激を与え合い共に成長していく環境です。励まし合ったり、喜びを共感したり。温かい環境ですので、心豊かに成長出来ます。