子どもの生活習慣の乱れは、多くの場合「無秩序」が背景にあります。
改善するためには、子どもが安心できる一定のルールや予測可能なリズムを持たせることが有効です。

寝る時間・食べる時間が毎日バラバラだと、子どもは流れがつかめず『無秩序』になりがちです。
お昼寝の時間を調整して夜寝る時間を早めに設定し、毎日同じ時間に就寝・起床ができる環境を作ること。

事例として、お昼寝の時間を長く取りすぎると、夜なかなか寝付けなく、結局10時、11時頃まで寝付けなかった・・そして朝も起きれず機嫌が悪い・・ということがあります。お昼寝の時間をすぐに無くすのに無理がある場合は、1時間又は30分に短縮する工夫も子どもにとっては有効です。体力がついてくると、お昼寝せずに寝る時間まで元気に活動できます。年齢と共に体力が増加しますので、子どもの家ではお子さんと話し合ってお昼寝の有無を決めていただいてます。

お家でのルールを守ることも、生活の乱れを整のえるために有効です。
外出から帰ったらやること、お食事の時間にやること、寝る時にやること、おもちゃや絵本の片付ける場所や持ち物の置き場所などもお子さんと話し合って決めて、決めたことを必ずやること。その日によって、やったりやらなかったりでOKという環境では、お子さんの心が『無秩序』な状態になってしまいます。

お子さんと一緒に決めることで、お子さんが主体的に行動するようになります。
やってみて不都合なことがあったら話し合って修正する。
何でも言語化することで、お子さんの自立がどんどん進みます🍀