おしゃべりが上手で、楽しかったことや印象に残ったことなど、聞いてほしいことを楽しそうにお話してくれます。また、相手が楽しそうに聞いてくれると嬉しそうな表情を見せますね。まだおしゃべりが難しいお子さんも、指さしや知っている単語で聞いてほしいことを表現しようと頑張っていて可愛らしいです。うん、うんと聞くと、満足そうな笑顔を見せてくれることもあります。

年齢が進んでくると、どうしてそうしたのか理由を聞かれたり、状況説明を求められる場面があるかもしれません。そういった場面で説明すること、自分が思ったことを素直に言葉で表現することは、おしゃべりとは違って経験が必要だということを感じます。どう答えたらいいのか分からなくて答えられないというような、たくさんの言葉を知っているのに、聞かれたことに対して答えるという『受け答え』は、子どもにとって難しく感じてしまう様です。

聞いてほしいことだけを伝えるのだけではなく、聞かれたことに答えるのも言葉の役割です。どう答えたらいいのか、子どもの家ではお見本を提示して、練習しています。経験を重ねていくと、自信を持って答えてくれる姿に変わってきています。

おしゃべりが上手になったお子さんは、言葉で表現することを日頃から練習することが必要だと感じます。お友達との関わりでも同様です。やめてほしい場面ではやめてほしいことをしっかり伝える経験を。嬉しかった場面では「ありがとう!」とお礼を伝える経験を。また、言葉は気をつけないと、人を傷つけてしまう道具でもありますね。言葉の使い方を間違えると『危険』だということも、幼児期から習得していく必要があると思います。